ヨッシー鮎釣り日記
2016年9-10月
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 被災から5年、5年振りに一生懸命、

汗を垂らし、蝉の鳴き声を応援歌にして、アユを釣った、

私にも、富田川にも,、2000匹を釣った頃のエネルギーはなくなったけれど、

こう云う色が釣れる、こう云う石が釣れる、石と石のはざまの砂地を立てサオで泳がす、

したら野アユは飛んでくる、50年のキャリアからの読みは的を射る、

そしてサオが曲る、読みからのサオの曲りは尚愉しかった、それが2016年の私のアユ釣り〜

 そのサオ閉じたら、或る先生が云ってくれた「おまえのメッセージには味が在る」、

その負託に応えれる、メッセージが記せれない〜だから、次の3月、アマゴのサオ持つまで、

「ヨッシーの語リッペ日記」覗いてやってください、

熊野古道、一生懸命歩き、直向きに語っていますから〜

ありがとう、ファンへ、

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 富田川考察、私の、

富田川、解禁〜梅雨が明け夏休みに入るころまでは、

数も、大きさも、平均愉しくない、ポイントも、真砂から下流域は立つには辛すぎる、

それが川遊び客と、ともに釣る情景が生まれるころから、川は急に変身する、数も、大きさも〜良くなる、

カレンダーで云ったら、7月20日あたりから、

そして8月に入って、下流域わらびおの瀬、鮎川温泉にも釣れる光が生まれる、それが富田川の今日〜

野の尻堰堤までの4大ポイントは、大滝(旧モーツアルトの瀬)周辺、

トドの瀬、小学校前の瀬、富源橋下流域だろう〜いずれにしても、bigな釣りをするには、サオ抜けが要る、

だから、危ない、してはいけないと思いながら、仕事の行き帰り、川を見ながらの運転をしてしまう、

そして、勘を働かせ、サオの先を曲げず、釣れる色のあるオモシロイ石のところ、友アユを泳がし続ける、

結果、釣行平均タイム、4H、数の平均24本、大きさ、13〜23,3p、

アユ釣り、愉しい、店、離してからのアユ釣り、尚愉しい

「兄ぃやん、よぅ釣るなぁ〜、でも、兄ぃやんの釣るアユ小さいなぁ」

2016年想いでの言葉〜

6月から飛ばしたい者は、支流石船川あたり、足で釣ろう、

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 北の国をいじめ続ける雨、

富田川には、アユの釣れる条件を送り続ける、

富田川、7月のはじめころまでは、アユ小さく、遠い昔のように数も釣れなかったが、

7月10日すぎたあたりから、アユが大きくなり、面白い追気が多く生まれ出し、

ずっと太陽と雨にめぐまれ、私も8月の25日でサオ閉じたつもりだったけれど、

時間をさいて、30,31日と釣に行ってしまう、2日で68本、

これで、山ガイドのため私は釣りたい心、律して終わったが、

12号台風の雨も、釣れて仕方のない条件を作り続けている、

きのう、トドには、クロチャンと米屋が入っていた、見たのは8;50分、15;00越えてもクルマが在る、

ニッコリが続いているのだなぁ〜を想像する、俺も行きたいなぁ〜

水位、プラス10p、濁りなし、苔洗われたところあり、だから釣り易い、

下流域もいける、一之瀬、9月2日裏地さん22pクラス14本

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 5年前の今日、8;58分、

12号台風が降ろした1000mmの雨によって、大滝(モーツアルトの瀬)で深層崩壊が生まれる、

そして被災を受け、私たちは店を離すことになる、感慨深く想いだす、

得る収入を放した代わりにもらったもの、気楽なアユ釣り、店をしているときは、

独りでも多くの人々を笑顔で帰らせたくって、釣れる色のあるところと、石を探し、

タイミング(サオ抜け)を読み、アユ釣りガイドをし続けてきたが、今は、それを自分のために使える、

だから、「皆は一日かけて釣ってくるが、ヨッシ−は3時間ぐらいで24〜25匹釣ってくる」、と譲った店の

オカミサン陽子ちゃんが云うのかも〜、いや亡き母に守られたウンがあるからかも、母が逝ってから、

ポイントを選択するとき、守られていると真実感じるときがある、

41年前、父の初盆のとき、「釣ってこい、その方がお父ちゃん歓ぶ」、と云っていた、亡き母、

だから、釣ることが、喪に服すことと考え、釣り続けた7月の終り〜8月の終り、567匹、

まだ釣りたいけれど〜山ガイド、ありがとう、



 10号台風被災の皆さま、お見舞い申しあげます、

被災って、辛くって、惨め、そして越えてゆくのは大変、

5年前紀伊半島を襲った12号台風での被災者、家を離した私〜

その10号台風、皮肉にも富田川には、釣れなくては仕方のない状態をもたらす、

9月から、山ガイドに入る私は、サオを閉じたつもりでいたけれど、それに魅かれて

8月の31日サオを出す、ポイントはワンダフルの瀬、2016年、私、ふたたび釣りに頑張る、

風との戦いの釣り、、15年使い続けたサオのように、このサオ、今度は風に折られるんじゃないか、

釣れたときには風止まって居てくれ、案じたり願ったりしながら、ポイントを攻める、

川には、アユの釣れる色、アユの釣れる石があって、

そのポイントを可能な限り、立てサオで、ユックリ友アユを泳がす、願って出来続けれるものでもないが、

ベテランの釣人が大滝方面から下ってくる、、もらった言葉「兄やん、よぅ釣るなぁ大分掛けたか」

「20本あまり」「そうか、俺、ここ先に釣ったが1匹もよぅ釣らなんだ、老兵はアカンなぁ〜」、

そんな会話の中で私のサオはポロポロ曲がる、「そやけど兄やん釣るアユ小さいなぁ〜」

「何故か僕の釣るアユ小さいんゃ、運命やなぁ〜」、それから右岸を攻め、

踏んで壊していた左岸を攻め、11〜16;10まで、独り愉しむ、

滝尻の店で、いつものように氷を求めると、店の陽子ちゃんが「数えてみぃ」と云ってくる、

組合の人も居て3人で数える「えぇのもあるやんか」の言葉をもらいながら〜

結果、13〜22,8p、37本、アユ釣り愉し、ありがとう、富田川、ありがとう、おばぁちゃん、


2016年9-10月